葬儀相談日誌14

「孤独死=孤独」ではないということ

最近、孤独死という言葉をよく耳にします。
2004年度の孤独死者数だけで70人もいたそうです。
サポートセンターにも一人で亡くなられて
数日後に発見されてのご相談を、ごくまれですが
いただくこともあります。

お式に確認にお伺いしたところ
ご家族を含め、改葬の皆様があまりにも急なお別れに
悲しんでいらっしゃいました。

一人で亡くなられたのは確かにさみしいことですが
「孤独死=孤独」ではないと教えられました。

少し前ですが、奥様を亡くされて一人暮らしをされている方が
「子供に気兼ねして同居するのではなく
自分の人生をやりたいことに費やしたい。
一人で死ぬのは覚悟ができてる」
と言われているのを思い出しました。

とても活動的な方で、お子様や知人とは
頻繁に連絡はされてるそうです。

いろんなことを考えた上で、敢えて「一人で生きる」という
決断も大切なことだと思います。

それでも、残された方の衝撃や後悔も
はかり知れないものがあります。

できれば、まめに連絡を取られたり
万が一の際にはこうしてほしいというご希望を
お伝えされておかれると、残さる方のお気持ちも
多少なりとも違うのではと思います。     (西居)梅

葬儀社さんに怒られました

先日、ある葬儀社さんに怒られました。

その日、ご相談の電話が鳴り
危ない状態というお話でした。

式場希望は決まっていました。
その式場をとても得意としている
提携葬儀社さんがあり

対応のしっかりした
費用も良心的なところで
ご要望とも合っていたので
すぐにそこがご案内に最適と思い

式場の情報や、葬儀社さんの特徴、
そこで行った場合の費用、
その他のご質問のお答えなど、
説明をさせていただくと
葬儀社紹介を依頼されました。

ご相談者の方へは、必要情報をある程度
お伝えでき、安心していただけた気がして
葬儀社さんから電話を入れていただくことになりました。

しかし、そこで私が相談者のかたから
必要なことを聞き漏らしていたことを
葬儀社さんに厳しく指摘されました。

「サポートセンターの役割は
 相談者の負担を軽減することなのに、
 はじめにきちんとご要望を聞き取れていないと
 葬儀社からも聞き直しとなり相談者の負担になる。

 葬儀社も十分な情報を与えられずに相談をはじめると
 本当に相手の納得される相談ができない場合がある。
 信頼関係も築きづらい。
 それでは、どこかの丸投げの相談所と同じではないか」

と、本当のその通りで身の縮む思いでした。
反省し、対処の手段もとるようにしました。

この話を社内でも共有しましたが、
私を含め、相談スタッフみんなが
「ありがたいね」と、感謝しました。

こちらの姿勢を正してくださる葬儀社さんは
なくてはならない大切な存在です。
他の葬儀社さんにも、アドバイスやご指摘をいただき
そのたびに社内で共有して姿勢を正しています。

ちなみに、今回ご指摘いただいた葬儀社の担当者さんは
当センター内では「筋を通す男気ある担当者」として
一目置かれているかたです。

このブログは読んでないと思うのですが・・・・(さ)

少人数で送りたいときの式場

葬儀は本当に少ない人数でいい。
でも、自宅では出来ない。
ほんの数名で葬儀が出来るところなど、あるのだろうか?』

少人数でのご葬儀をご希望の場合、
今まで参列したご葬儀を考えて、
そう思われる方は多いと思います。

このような場合、普通の広さの式場で、
普段は控え室として使われているお部屋のみを借りたり、
通常の式場で、祭壇や椅子の置き方を工夫して、
広さをカバーすることが多いのですが、
中には、もとから少人数用につくられた式場もあります。

板橋区にある貸し式場の、
「戸田葬祭場」の敷地内に、アパートを改造した式場があり、
シャワー付の6畳間を借りて、式場としても使えます。

泊まりもできるので、通夜の晩に故人様と同じお部屋で
過ごすこともできます。
人目も気にならずにゆったりでき、使用料も低価格なので
少人数で静かなお別れをご希望の場合は、
適した式場だと思います。

この度も、ご葬儀に伺い、
「本当にこの人数の葬儀が出来るのかと思っていました。
紹介していただいて、葬儀社さんにこちらを
提案していただき、良かったです」
というお言葉をいただきました。

葬儀社さんも、無駄なものはできるだけ省き、
小さめのお部屋にぴったりの花祭壇です。

ご自宅のような感覚の温かなお式でした。(さ)

sa-bisu

堺市立斎場にて(大阪府)

38953176.jpg現在、日本各地で、火葬場の建て替えが進んでいます。
今年の6月には千葉市が新しい火葬場を供用を開始し、また、ディズニーランドで有名な浦安市には、新しい斎場が7月に完成しました。

大阪府堺市の火葬場は、先駆けるように1999年に完成した綺麗な斎場です。

火葬場とともに、式場も同じ建物内に併設させれおりますので、お通夜~告別式~火葬までを同じ場所で行うことができるという利便性があり、公営式場であることから費用の面も優れています。最近、利用を希望される方が増えております。

今回ご相談いただきました方も、お問い合わせの最初の段階からすでに、堺市立斎場をご存じで、利用を考えられておいででした。お話しを伺い、当センターから、堺市立斎場の利用に慣れた葬儀社で、家族でゆっくりと送るということに親身になって対応してくださる葬儀社をご案内させていただきました。

お式にお伺いしてご挨拶した時には、ゆっくりとお話しができなかったのですが、葬儀を終えられた後日にご丁寧にお手紙を頂戴しました。

「ご紹介頂いた葬儀社の方も人間的に温かみの有る方達で、信頼関係を築くことができ、大変満足のいく葬儀を執り行うことができました。サポートセンター様のように、「人間的な温かみを持って正しい情報を発信する」といったご活動があったからこそ、深い悲しみの中でも、葬儀を執り行うことができたと感謝しております。」

過分なお言葉をいただき恐縮する思いですが、勇気づけられるとともに、心強く思います。

日々のご相談のなかでどれだけお役に立つことができただろうかと試行錯誤する毎日ですが、利用いただいた方々のお声に励まされ、自分たちの理念を崩すことなく努めなければと意を新たにしております。(岩)

通夜振る舞い(お料理)

葬儀の際にお料理を振舞われた事がある方も多いと
思いますが、出されたお料理は温かかったでしょうか?

ご葬儀の際のお料理は、お料理屋さんで作り、
それらを式場まで運び皆様にお出しするのが一般的です。

その為、召し上がる時にはお料理が冷えてしまっている
事が多いという現状があります。

今回の葬儀社では、お料理屋さんと勉強会を開き、
「温かいものは温かく」お出しできるようにと、
向上を図っておりました。

保温性の高い入れ物を使い、式場までは湯煎で運ぶ
ことにより、お料理を温かいまま、会葬者に振舞う
事を可能にしました。

会葬者様も大変美味しそうに召し上がって
らっしゃいました。(飯)

「初出社」

昨年、たて続けに身内の不幸にあい、その時に感じた葬儀に対する
疑問・・・

その思いが葬儀サポートセンターへの転職につながり、初出社当日
お通夜に立ち合わせていただきました。

今回、ご相談者から事前に式場希望をお聞きしておりました
「堺市立斎場」広く新しい、素晴らしい蔡場でした。


初めてということで、相談者に近い気持ちでお通夜を後方から
拝見しておりました。そんな中、私が一番驚いたのが葬儀社さん
の「限られた予算内でできる限り心に残る葬儀を演出したい」
という姿勢でした。

担当者手造りの台で祭壇を綺麗に飾りつけする努力、裏方として
動き回る姿に正直、葬儀社に対し疑問をもっていた私にとっては
「悪い葬儀社ばかりではないんだ」と思うことができました。


喪家様へのご挨拶時、お役に立てた、と感じる言葉を頂戴し私は、
安心するとともに葬儀社さんに対し感謝しました。

喪家様の葬儀に対する希望、想い。それを実現できる葬儀社との
出会いをお手伝いさせていただく事が私の役割であると実感した
記憶に残る一日でありました。(コ)

お別れの時

先日、お伺いしましたご葬儀

喪主様ご夫婦だけの式でした。

故人様とは疎遠になってたそうですが、

「最後にきちんと見送りができてよかったです」
 
と、喪主様。


疎遠になってしまう理由もいろいろとあると思います。

今回の喪主様のように式を執り行うことの意味にも

いろいろとあると感じました。


最後のお別れの時の喪主様の流された涙は

とても意味のある涙のように感じました。

故人様も喜ばれていることと思います。

(外部の私がわかったようなこといってすみません)

今回のお別れに少しはお役にたてたかと思います。

もっともっとお役にたてるよう

日々努力です。       (こ)

ささやかな心配り

先日お伺いしたお式は
「明るい祭壇にしたい」とのご要望があり
春を感じられる明るい花祭壇でした。

ご相談者様にご挨拶させていただくと
「祭壇も希望通りだし、何よりも担当者さんが
 夜中なのにすぐ駆けつけてくれて、とても優しくて丁寧なので
 安心しました。」とのお言葉をお伺いしました。

その言葉を聞いて、私も安堵していたら担当者さんから
「ご葬家にはお伝えしてないけど、
実はサプライズがあるんですよ」とのこと。

そのサプライズとは、シクラメンが好きだった故人様のために
お花入れ用のシクラメンを用意されたそうです。
季節柄、殆どの花屋さんにシクラメンは置いてなく
担当者さんはいくつもの花屋さんに問い合わせて
やっと用意されたそうです。

お花入れになり、色とりどりの花とかわいいシクラメンに
ご葬家様も満足されているご様子でした。

この葬儀社さんは、以前に他の担当者さんも
ちょうどお通夜が故人様のお誕生日だったため
小さいケーキを用意されて
ご葬家様がとても喜んでいらっしゃいました。


このご葬家様は、葬儀社さんに葬儀の後のご相談もされました。

ビジネスという目で捉えれば『営業努力』という
ことになるのかもしれませんが、それよりも先ず
『悲しみの中にも、暖かい思い出を作りたい』
という担当者さんの思いがあったからこそ
その後も安心したお付き合いが継続できたのではと思います。

                           (西居)

シクラメン

お別れ会

誕生日の朝、故人様は旅立たれました。

息子様からのご連絡、「父らしいお別れ会にしたい」というご希望でした。

紹介させていただいた葬儀社は思い出に残る式をつくることに対し、

努力をおしまない実績があります。               

担当者の方は家族の皆様と一緒になって式をつくりあげてくださいました。


友人の方の奏でるハーモニカの音色の中、奥様の最後の言葉

「お父さん、ありがとう」

心に残りました。

このような瞬間を少なからずサポートさせていただいていることに

身の引き締まるおもいでした。


相談者の葬儀に対する想いを最初にお伺いし、その想いを忠実に
実行できる葬儀社を紹介させていただく私の役割は重大です。

なかなか言いにくい、聞きにくいと思われることもあるかと思います。

いろいろなご要望をお伺いすることが、故人様の旅立ちの準備に
力を添えることができるスタートかと思いますので、
どうぞご遠慮なくご相談ください。

どのようなご希望にもできる限り対応させていただきたいと思います。(こ)

4月9日

付加価値

雲ひとつない快晴の日、告別式に伺いました。
「南池袋斎場」という式場で雑司が谷霊園の一角に
位置し、大変静かな環境にあるところです。

南


まだまだこれから・・という若さでお亡くなりになりました。
ご導師の読経の間に、上司の方、ご友人、姪御さんの弔辞が
ありました。どれも心に響くお別れの言葉でしたが、
まだ小学生かと思われる姪御さんの、精一杯お棺の中の
「おじさん」に呼びかける言葉に、スタッフや私までも
胸に込み上げるものがありました。

担当の方は御式の打ち合わせに、かなり時間をかけて、ご遺族様が
納得される形になるよう、心を砕いたようです。
式場入り口には「思い出コーナー」が設置され、故人様を偲ぶ
数々の品が並べてあり、優しいお人柄と一生懸命生きてこられた
ご生涯を引き立てています。

公営の式場などでは多くある決まり事で、こちらの斎場も
式場外のホールには椅子は並べてはいけないのですが、
長時間(45分くらい)お待ちになる会葬者様に配慮し、
早々にスタッフの方は、管理人さんに頼み込み、全員
お座りいただいて、皆様ゆっくり参列されていました。

葬儀社さんの出来る事は、ほぼ同じ様な形ではあると思いますが、
担当スタッフとの出会いによって、付加価値や心配りの有る無しが
大きく変わってきます。これがご縁というものかも知れません。

我々が提携させていただいている葬儀社さんは、この「付加価値」
「心配り」を大切にしているところのみ、と自信を持って
ご紹介しております。(ほ)

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